オンライン英会話スクールの「vipabc」がどのようなレッスンをしているのかを調査してみました。
実際に「vipabc」の無料体験レッスンと英語レベル診断を受けてみて、どのような印象だったのか、お教えしたいと思います。
そして「vipabc」の講師のレベルや料金プラン、解約方法についてもまとめています。
これから英会話を学びたい人、英会話スクール選びで悩んでいる人、英語のレベルアップを目指している人は参考にして下さい。
vipabcで英語レベル診断
まずは自分の英語レベルを説明します。
TOEICでいうと700点くらい、全く英語ができないわけではないけど中級者・上級者にはイマイチなれず、伸び悩んでいるといった状態です。
この状態を脱するために、英会話スクールを使うことにしたのです。
無料体験レッスンに申し込むと、コーディネーターから連絡が来ます。
体験レッスンを受ける日時や、ネットの環境などについて質問されます。
また、無料体験レッスンはネットで実際にやり取りするため、マイク付きイヤホンなどを用意してほしいとのことでした。
無料体験レッスンの当日もコーディネーターから連絡が来ます。
説明を受けながらvipabcのサイトからログインしてレッスンを受けます。
画面上に講師が問題などを表示してくれるので、こちらはほとんど何もせずに答えるだけです。
レッスンの内容は自分の仕事や趣味のことなどを簡単に話す程度です。
あまり長いやり取りはせず、シンプルな英会話だったと思います。
時間が15分ということもあり、あまり濃い内容のレッスンはできないのだと思います。
自分でも結構簡単な内容だったので、中級者以上の英語レベルの人には簡単すぎるかもしれません。
無料体験レッスンなので、その点は仕方がないのかもしれません。
無料体験レッスンを終わると、講師からコーディネーターにチェンジ。
わからないことや困ったことがあればここで質問することができます。
無料体験レッスンの結果から、自分の英語レベルを12段階で判定されます。
自分のレベルは4でした。
もう少し高いと思っていたのですが、まだ中級者になりきれないところがあるのでこんなものかもしれません。
最終的に無料体験レッスンは1時間ちょっとで終了となりました。
少し回線の調子が良くないらしく、音声が聞きにくい時がありました。
ほかは特に気になるところはありません。
強いて言うなら、無料体験レッスンは英語レベルチェックのためにやっている印象です。
実際のレッスンをそのまま受けられるというわけではなく、レベル診断を受けて利用を促すような流れになります。
実際のレッスンを受けて判断したいという人には向いていないと思います。
vipabcの講師のレベルは?
Vipabcの講師はネイティブや英語上級レベルの外国人です。
日本人講師はいないので、日本語は通じません。
英語教育を学んできた人や、ビジネスで英語を使ってきた人が講師となっています。
講師の国籍は様々で、アメリカ、カナダ、イギリスだけでなく、メキシコ、南アフリカなどが出身の講師もいます。
どうしてもネイティブの講師から学びたいという人は他のスクールを選んだほうが良いと思います。
vipabcの講師は外国人ですが、ネイティブとは限らないのでこの点は注意したほうが良いでしょう。
とはいえビジネスで英語を使い世界で活躍してきた人が講師になっています。
他の仕事をしながら講師をしているなど、実践的な日常会話やビジネス会話を学ぶことができると思います。
時に自分と同じ職種の経験がある講師なら、よりリアルに学ぶことができるはずです。
ちなみに、公式サイトを見ても講師の一覧はありません。
一部の講師のプロフィールを見ることができますが、あまり詳しくは書かれていません。
講師を指名してレッスンを受けることもできません。
vipabcはグループレッスンなので仕方ないところもあるかもしれません。
しかし、講師の一覧やプロフィールは公開してほしいなと思うところです。
あらかじめ講師について調べたりできれば信用しやすいのですが・・・少し残念なところです。
vipabcの料金プラン
vipabcの料金体系について解説します。
まず、vipabcは入会金と教材費は必要ありません。
完全にレッスン料金のみ支払う仕組みになっているので、余計な出費をすることがありません。
vipabcの料金プランは3つあります。
・楽々プラン
・セットプラン
・短期集中プラン
それぞれ説明します。
楽々プラン
どのレッスンでも選択できるプランとなっています。
ポイント制なのであらかじめお金を払ってポイントを買い、そのポイントを使ってレッスンを受けます。
1ポイント1レッスンです。
レッスンは週に1~3回となっています。
好きなタイミングでレッスンを受けられるので、自分のスケジュールに合わせたい人に向いています。
料金:285,000円~624,000円
月額:14,000円~28,000円
レッスン単価:1,950円~2,850円
・100ポイント/12ヶ月
・140ポイント/12ヶ月
・120ポイント/24ヶ月
・220ポイント/24ヶ月
・320ポイント/24ヶ月
220ポイント、320ポイントを購入した人は、レベルアップ保証があります。
vipabcが決めた12段階のレベルで、期間終了後、目標に到達しなかった場合、毎月12レッスンを無料で追加してくれます。
セットプラン
少人数のグループレッスンとVIPレクチャーという講師の話を聞くレッスンを受けられます。
回数制となっており、週1~3回以上の受講ができます。
なるべく費用を抑えたいならこのプランが良いと思います。
料金:138,000円~378,000円
月額:11,500円~17,500円
レッスン単価:1,750円~2,300円
短期集中プラン
短期で英語を身につける必要のある人向けのプランです。
レッスン期限は90日で、制限なくレッスンが受け放題となっています。
週10回以上の受講が目安となっています。
料金:285,000円
期間内であれば好きなだけレッスンが受けられるので、可能な限り受けたほうがお得になります。
短期で英語を学びたい人、英語を学ぶ時間がとれる人、徹底的に英語に浸かりたい人向けです。
vipabcのアプリがある?
vipabcにはアプリが存在しています。
ただし、英語学習アプリというわけではなく、レッスンや予約をするための専用アプリです。
オンライン英会話スクールではスカイプを使ったレッスンをすることが多いです。
しかし、vipabcでは専用のアプリを使ってレッスンを受けます。
講師の方はカメラなどを使ってレッスンしてくれますが、こちらの映像が講師に見られることはありません。
音声のやり取りはあるものの、姿が見えないので気楽にレッスンを受けられます。
予約をするときもアプリを使います。
日時を選んで予約をするだけなので、簡単です。
さらにレッスンの復習が可能になっています。
レッスン中にでてきた単語や教材を見直すことができます。
さらにレッスンのビデオも確認できます。
レッスンをしてそれきりになることが多いオンライン英会話スクールですが、vipabcはレッスン後の復習がしやすい環境になっています。
また、チャット形式で問い合わせができるようになっています。
なにか困ったら気軽に問い合わせてみて下さい。
電話よりも簡単にやり取りできるので、緊急でない場合はチャット問い合わせのほうが便利です。
もしvipabcを利用するなら、アプリの機能を最大限に活用することで上達を早めることができるでしょう。
vipabcを解約するには
vipabcを利用していて、自分に合わない、目的が達成できそうにないと感じて途中で解約したくなった場合はどうすればよいのかを解説します。
先にお金を支払うシステムになっているので、中途解約となります。
支払ったお金は返金されますが、利用状況により返金される金額は異なります。
金額についてはきちんと相談して説明を受けるようにして下さい。
vipabcの利用規約を確認してみると、中途解約についての項目がありました。
“特定商取引法の中途解約に関する条項に基づき、契約期間が2ヶ月を超え、かつ契約金額が5万円を超える場合、有料会員契約を中途解約することができます。中途解約の効力は、当社に対する中途解約申し出(意思表示)が到達した時点に生じます。但し、口頭による意思表示による生ずるトラブルを防止するために、電話等で意思表示がされた場合は、後日書面又は電子メールをいただく場合がございます。”
つまり、電話で解約の連絡をしたとしても、書面かメールできちんと解約の手続きが必要になります。
メールでサポートに解約したいと連絡するのが一番良い方法だと思います。
vipabcで英語レベル診断まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はvipabcで英語レベル診断をしてみた体験談と、講師のレベルや解約方法について解説しました。
無料体験レッスンを受けると英語レベルを診断してくれます。
その結果によってvipabcで受けていくレッスンのレベルが決められます。
無料体験レッスンは普段のレッスンではなく、レベル診断のためのレッスンとなっています。
普段のレッスンを体験することができないのが残念でした。
また、講師はネイティブか英語上級レベルの外国人です。
日本語は通じません。
講師のプロフィールをみたり、指名することができないのも残念なところでした。
講師の英語レベルは問題ないと思います。
英語教育を学んできた人や、ビジネスで英語を活用してきた人が講師になっています。
料金はオンライン英会話スクールとしては一般的な金額だと思います。
特別安いということはありませんが、高いこともありません。
解約の連絡は電話でも良いですが、書面やメールできちんと解約することになります。
メールで連絡するのが最も簡単です。