「英語を勉強したいけど、机に向かってコツコツやるのは苦手…」
「英単語とか英文法とか、本を読むのは嫌いだ…」
「英語を勉強しなきゃいけないのはわかるけど、嫌いすぎて困る」
このような理由で、英語の勉強に挫折したことがありませんか?

この記事では、そのような人たちが、楽しく英語を学べる方法のひとつである
「洋楽を聞いて英語を勉強する」
というのを紹介します。

「そんなことで英語できるようになるの?」
「どのレベルの人にも意味あるの?」
「ただ聴くだけでいいの?」
「何の洋楽を聴いたらいいの?」
そんな疑問にもお答えできるように構成を組んでいるので、是非読み進めてください。

本題に入る前に、まず自己紹介を。
私は、中学校の頃は英語の勉強好きではなく、成績も大してよくありませんでした。しかし、高校から色んなことがきっかけで1番の得意科目になり、英語の点数だけで大学受験に勝負し、国内10位に入る国立大学や上智大学の「外英」にも合格しました。
大学入学以降は全く勉強していませんが、現在はTOEICは940点を取得、外国人とも難なくコミュニケーションを取れるレベルです。
以下では、自分のこのようん英語力の源泉となった方法を紹介します。

洋楽で英語の勉強なんて、意味あるの?

まずは皆さんこれが気になると思います。
結論、めちゃくちゃ意味があるし、効率的かつ効果的だと断言します。

理由は以下です。
1. 英語が苦手な人も得意な人にも良い勉強方法である
2. 単語も構文もリスニングもスピーキングも勉強でき、勉強方法として、とても効率が良い
3. 英会話のネタにもなる

英語が苦手な人も得意な人にも良い勉強方法である

「洋楽を聴いて勉強する」のはなにも、得意な人だけがやるべきでも、苦手な人だけがやるべきでもありません。
どちらの人にとっても良い勉強法なんです。

苦手な人にとって

洋楽は、苦痛である通常の英語学習と比べて、圧倒的に気軽に勉強できます。
英語の勉強をしろと言われても、単語帳を読んでただ単語を覚えたり、分厚い文法書を読んで文法を理解するのは、
英語に抵抗のない人じゃない限り、苦行以外の何ものでもありませんよね。

英語が苦手な人は、まず何より「英語への抵抗をなくす」ことが大事だと考えています。
もちろん洋楽を好きじゃない人もいるかもしれませんが、単語帳や文法書を読むよりは、
だいぶハードルが下がって気軽に勉強できるはずです。

洋楽を聴いているうちに、洋楽への抵抗はもちろん、英語への抵抗も徐々に弱まり、
しばらくしないうちに単語帳や文法書も読めるようになるので大丈夫です。

得意な人にとって

「洋楽を聴くなんて、英語の苦手な人がすることだけでしょ」と思った人、
そんなことありませんよ。
なぜなら、「歩いている」「通勤している」という、
他に何もできない時にこれをできるからです。

特に得意な人にとっては洋楽は少し意識して聴くだけで勉強になり、
机に向かって勉強するときほどの「やる気」や「集中力」は必要としません。

  • 今は勉強したくないなーと思うとき
  • 歩いているとき
  • 満員電車に乗っているとき

こんな時でも、洋楽を少し意識して聴くことはできますよね。
この積み重ねだけでも、「何もやらない」のを積み重ねているのとは、
違いは天と地の差になります。

そしてこれはあまり多くの人が気づいていないカギなのですが、
英語は、同じことをやっても、能力が高ければ高いほど学びは大きくなります。
複利の効果と言われるやつです。

今英語ができているからと言って満足しているのはもったいないです。
勉強しろとは言わないので、今の英語力を生かして、洋楽を聴いて、
少しでもさらに英語力を伸ばせるよう頑張りましょう。

単語も構文もリスニングもスピーキングも勉強でき、勉強方法として、とても効率が良い

これから触れる勉強方法では、英単語も英語の構文も理解できるようなものを紹介します。
少し分かりにくいかもしれませんが、洋楽を聴いて勉強するのは、教科書の1章を読んで勉強するようなものです。

なぜなら、洋楽も教科書の1章と同じく、ひとつのストーリーで、
様々な構文や単語が練り込まれているからです。

歌詞の中で使われている構文や単語を理解するのは、教科書1章分を理解するくらい意味があることです。

英会話のネタにもなる

皆さんの中には、外国人と英会話ができるようになりたいと思って勉強している人も多いと思います。
英会話に限らず、会話をするためには、お互いの共通点を見つけなければいけません。

文化や人種が違うと、共通点を見つけるのは難しいですが、
洋楽を聴いていると、その話で盛り上がれる可能性があります。

外国人が邦楽を聴いている確率は低いですが、あなたが洋楽に詳しければ、その話をすれば
かなり喜んでくれるはずです。

どういう風に洋楽を聴いたらいい?洋楽での勉強方法

さて、ここでは私が英語力を伸ばし、かつ今も英語勉強の代わりに行っている
洋楽での勉強方法をご紹介します。

各単語や構文の意味を調べながら、歌詞の意味を理解する

何回か聴いてその曲に慣れてから、「洋楽の名前 歌詞」もしくは「洋楽の名前 lyrics」で検索してみましょう。
余程無名な曲じゃない限りは歌詞を見つけられるはずです。

歌詞を見つけたら、その歌詞の文章が言いたいことをざっと理解できるように、単語や構文を調べていきましょう。
「ざっと」と付けたのは理由があって、
歌はリズム重視なので、必ずしも正しい使い方をされるかどうかは分かりません。

1つの曲である単語の意味を完全に理解しようとするのではなく、複数の曲をこの方法で勉強することで、
多面的な視点でその単語を理解できるように意識しましょう。

また、英語が得意な人はGeniusというサイトがオススメです。

https://genius.com/

このサイトでは、曲にまつわるストーリーやトリビアなどが紹介されていて、
歌詞の理解だけでなく、そのアーティストや、ひいては文化の理解までつながります。
例えば、Ed SheeranのShape Of Youの歌詞について検索すると、このようなものが出てきます。

https://genius.com/Ed-sheeran-shape-of-you-lyrics

左に書いてあるのが歌詞で、右に書いてあるのが該当箇所に関する解説です。
黄色くハイライトしている部分
「Take my hand, stop, put Van the Man on the jukebox And then we start to dance, and now I’m singing like」
という部分の「Van the Man」について
「Shape Of Youの曲自体、最初はRihannaが歌うために作詞していたが、“Putting Van the Man on the jukebox,” なんて歌詞をRihannaが歌うわけがない、と思い、自分が歌うことにした」
と書いてあります。

私自身、初めて知りました。
こういう発見ができるので、オススメです。

何度も何度も歌詞を見ながら、発音まで真似て歌ってみる

ある程度歌詞が理解できるようになったら、次は歌ってみましょう。
歌詞を見ながら、発音も真似するように。
特に

  • LとRの発音の違い(clubとfriends)
  • リエゾン(Drinking fastは「ドリンキングファスト」ではなく「ジュリンキンファス」くらいの発音です)

などを意識しながら歌ってみると良いです。
自分の場合は、1番最初の部分から順に、歌えるようになるまで何度も同じパートを繰り返します。

少し時間はかかりますが、歌えるようになると、
発音が格段に良くなるだけでなく、自分が発音できるのでリスニングもできるようになります。

歌詞を書き下ろしてみる

何度も何度も歌っていると、歌詞を見なくても歌えるようになります。
そこで、歌を一旦抜きにして、その歌詞を紙に書いてみましょう。
この作業は英作文をしているのと同じなので、ライティング能力もつきます。

1曲に関して、ここまで歌詞を理解し、歌い、書けるようになれば、それだけで圧倒的に英語力が上がりますよ。

英語の勉強にぴったりの、オススメの洋楽

勉強方法が理解できたところで、オススメの洋楽を紹介します。
できるだけ様々なジャンルをカバーできるように、いろんなアーティストを紹介しますね。

Ed Sheeran の「Thinking Out Loud」

Ed Sheeranの中でも、この曲はテンポがゆっくりかつ、歌詞が素敵すぎるので、
オススメです。
他にも「Photograph」や「Perfect」もとてもいいです。

Taylor Swiftの「Mine」

個人的なTaylor Swift史上最高の曲、Mineです。
最近はかなりポップよりになってしまいましたが、2010年前半のカントリー調だったころの曲は、
どれも素敵でオススメです。「Back to December」「Dear John」なども聴くといいです。
また、彼女の英語は非常に綺麗なアメリカ英語で聞き取りやすいと思うので、是非インタビューなども聴いてみてください。

Backstreet Boysの「Incomplete」

言わずと知れた有名アーティスト、バックストリートボーイズです。
この曲は少しマイナーですが、ゆっくり目で聞き取りやすく、練習しやすいですよ。

Adeleの「Someone like you」

有名なイギリス人アーティスト、Adeleの「Someone like you」も
少し悲しいですが良い歌詞で、ゆっくりテンポなので歌いやすいです。

John Legendの「All of Me」

Sam Smithの「I’m not the only one」

(中級者向け)Luke Bryanの「Kiss Tomorrow Goodbye」

Luke Bryanはカントリーで有名なアーティストです。
自分も一時期カントリーにハマっていたことがあり、この曲はよく練習していました。
聞き取りやすく、歌いやすいと思います。
他にも、Darius Ruckerの「Wagon Wheel」もオススメです。

(中級者向け)Khalidの「Talk」

(中級者向け)Owl Cityの「Fireflies」

少し昔の曲で、少しテンポが早いですが、世界観が良くていい歌詞なので、
ぜひ練習してみてください。オススメです。

(上級者向け)We Shot The Moonの「Sway Your Head」

この歌は、テンポが早いので歌いにくいですが、
歌えるようになると非常に気持ちがいいです。オススメです。

歌を歌って英語を勉強しましょう

最後になりますが、
洋楽を聴いて歌って歌詞を理解し覚えるのは、読み書きだけでなく、スピーキングにもリスニングにも役に立つ、
素晴らしい勉強方法です。
しかも、単語帳や文法書を読むよりも、楽しくできるので、初心者にも英語上級者にもオススメできます。
自分自身も、この勉強方法で高校時代に英語力を磨きました。
ぜひ楽しく英語を勉強しましょう。