英語の接頭語(接頭辞)の意味と使い方を紹介します。

今回紹介するのは、「com」「de」「ex」の3つです。
いずれもよく英単語に使われる接頭語(接頭辞)なので、英語を学ぶときに知っておくと、役に立ちます。

例えば、「company」=「会社」と覚えているかもしれませんが、接頭語(接頭辞)や接尾語に意味があり、語源となって「company」=「会社」という単語を作っているのです。
漢字でいうところの部首に近いと思います。

接頭語(接頭辞)や接尾語を学ぶとても便利な理由と、簡単な覚え方も紹介します。
接頭語(接頭辞)は今回紹介するcom以外にもたくさんあり、全てを一気に覚えるのは大変です。
しかし、一度理解してしまえば、英語学習がかなり楽になってきますよ。

英語の接頭語(接頭辞)comの意味と使い方

それでは早速、接頭語(接頭辞)の「com」の意味と使い方を紹介します。

意味:共に、強意、全く

使い方:何者かと一緒にという意味があり、会社や会話の伝達という意味の単語に使われます。

接頭語のcomは例えば「company」「communication」などに使われています。
「com-pan-y=共にパンを食べること=仲間、会社」「com-mun-icat-ion=共に変えること=伝達、やりとり」となります。

「com」の他にも「共に、強意」という意味の接頭語があり、それは「co」「con」です。
例えば、「collaborate」や「conclude」があります。

これは
「co-llab-orate=共に働くことをする=協力する」
「con-clude=共に閉じる=結論を下す、終える」
という作りになっています。

「com」系の接頭語は共にという意味で使われていることが多いですが、意味を強める、強意の役割もあります。
例えば「commemorate」「confirm」などがあります。

これは
「com-memor-ate=心に強く留める=記念する」
「con-firm=強さをかためる=確認する」
という作りになっています。

「com」「con」「co」を覚えておけば、何か一緒にすることなんだな、他の意味を強めているんだなと予想できますね。

英語の接頭語(接頭辞)deの意味と使い方

次に、接頭語(接頭辞)の「de」の意味と使い方を紹介します。

意味:否定、離別、下がる

使い方:何かを否定したり、離れる、下降するという意味を持つ単語に使われます。

接頭語のdeは否定の意味では、「decode」「defeat」「detect」などに使われています。

これは
「de-code=符号を否定する=解読する」
「de-feat=否定する=打ち負かす」
「de-tect=覆いを否定する=検出する」
という作りになっています。

離れるという意味では、「decrease」「departure」「dedicate」などに使われています。

これは
「de-crease=増加から離れる=減る」
「de-part-ure=ある部分から離れること=出発」
「de-dic-ate=話から離れてする=打ち込む、捧げる」
という作りになっています。

下がるという意味では、「depend」「depress」「describe」などの単語に使われています。

これは
「de-pend=ぶら下がる=依存する」
「de-press=下へ押す=押し下げる、落胆させる」
「de-scribe=下に書く=描写する」
という作りになっています。

「de」には否定的な意味を持たせたり、離れたり、ぶら下がる意味をもたせる役割があります。
元からある意味を否定する時によく使われるので、イメージしやすいと思います。

英語の接頭語(接頭辞)exの意味と使い方

最後に、接頭語(接頭辞)の「ex」の意味と使い方を紹介します。

意味:外、前の

使い方:何かの外側を意味したり、以前の存在を意味する単語に使われます。

接頭語のexは、外の意味では「exit」「exceed」「excellent」「export」などの単語に使われています。

これは
「ex-it=外へ行く=出口」
「ex-ceed=外へ進む=超える」
「ex-cell-ent=外側へ上がる性質=優れている」
「ex-port=外へ運ぶ=輸出する」
という作りになっています。

同じ外側を表す接頭語に、「ef」「e」があります。
例えば「edit」「effect」「effort」などの単語に使われています。

これは
「e-dit=外へ与える=編集する」
「ef-fect=外へ作る=効果」
「ef-fort=外へ強く=努力」
という作りになっています。

また、接頭語の「ex」には「以前の」という意味で使われることもあります。
例えば、「ex-husband」「ex-wife」「ex-girlfriend」「ex-boss」「ex-president」などの単語に使われています。

これらは説明するまでもなく、「以前の」○○という意味になります。
元夫、元妻、元カノ、元上司、前大統領といったように使われます。

「ex」は外側を表し、何かを出したり超えていくようなイメージで使われていることが多いです。
また、以前のという意味では、単語の間にハイフン「-」が入るため、わかりやすいです。
元夫や元カノという意味を「ex」だけで表すこともありますので、ネイティブに近づきたいなら覚えておいて損はありません。

英語の接頭語(接頭辞)や接尾語は便利

英単語には接頭語(接頭辞)や接尾語があり、語源となっています。
つまり、英単語の意味はこの接頭語(接頭辞)や接尾語が決めていると言ってよいのです。

ということは、接頭語(接頭辞)や接尾語の意味を知ってしまえば、全く知らない単語を見た時でもなんとなく予想ができるようになるわけです。

単語がわからずに文章の意味がわからないということはよくあることで、特に1単語が長い場合は難しいイメージがあり、文章の理解で混乱しやすくなります。

英単語を一つ一つ覚えていくのも大切ですし、英語力アップには欠かせないことです。
しかし、あまりにも膨大な単語を全て頭に叩き込むのは不可能に近いです。
そこで、あらかじめ接頭語(接頭辞)や接尾語を理解してしまうことで、英単語の意味を予想し、イメージしやすい状態にすることで、単語の暗記もしやすくなるのです。

さらに、同じ接頭語(接頭辞)や接尾語を使っている単語は意味が似通っていることが多く、全く別の単語でも関連付けて大量に覚えることができます。
様々な単語を覚えるには接頭語(接頭辞)や接尾語の理解が欠かせません。

1単語が長い場合でも、接頭語(接頭辞)や接尾語の意味が重なってできていることがほとんどです。
一見難しそうな長い単語も、接頭語(接頭辞)や接尾語のパターンで作られており、理解していればすんなり覚えることができるわけです。

しかも初めて見る長い単語も、おおよその予想をしつつ文章を読むことができます。
1単語のせいで文章全体が理解できないという事態を防止することができるのです。

英語学習をするなら、接頭語(接頭辞)や接尾語を覚えておくことで非常に役立ちます。
単語や文章の理解に便利なので、ぜひ覚えるべきです。

英語の接頭語(接頭辞)の簡単な覚え方

英語の接頭語(接頭辞)の全てをいきなり覚えるというのは大変です。
まずは自分に馴染みのある英単語を分解してみることから始めると良いです。
普段カタカナ英語で使用している外来語で構いません。

語源の辞書を使うか、Gogengoという英単語の語源解説サイトを使いながら、よく知っている単語から始めると覚えるのが楽です。

例えばこの記事で紹介している「com」「de」「ex」で言うと以下の3つはどうでしょうか。

コンピューター(computer)
デメリット(demerit)
エクスプレス(express)

ここまで読んでいただけたなら、すでに接頭語の判別はつくと思います。
「com-puter」「de-merit」「ex-press」となります。

「com-put-er=共に数えるもの=電子計算機、コンピューター」
「de-merit=報酬ではない=欠点、デメリット」
「ex-press=外へ押しだす=表現する、急行電車」

こうして馴染みのある単語からでも接頭語を見つけることは簡単にできます。
こうすれば一つ一つ暗記していくよりも簡単に覚えていくことができます。

他にも普段意識せず使っている外来語の接頭語を見つけてみましょう。
以下の3つはどうでしょうか。

イニシャル(initial)
プロセス(process)
リアクション(reaction)

「in-it-ial=中へ行く性質=はじめの」
「pro-cess=前に進む=手順」
「re-act-ion=反対に行うこと=反応、反作用」

簡単に見つけられますし、意味もイメージ通りでわかりやすいですよね。

これを繰り返せばあっという間に接頭語を理解しながら覚えていくことができます。
全て丸暗記するのも悪くありませんが、すでに覚えている単語を使うとずっと楽になります。

英語の接頭語(接頭辞)のまとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、英語の接頭語(接頭辞)の中でも頻出の「com」「de」「ex」について解説しました。

接頭語(接頭辞)は一気に覚えようとすると大変ですが、すでに知っている単語を使って覚えていくと簡単です。

一度接頭語(接頭辞)や接尾語の意味を理解してしまえば、知らない単語を見てもなんとなく予想することができるようになります。

また、接頭語(接頭辞)が同じグループで単語を覚えていくことができるので、語彙力が格段にアップします。
一つ一つ覚えていくよりも効率的で、非常に効果が高いため、接頭語(接頭辞)の理解は英語力アップを目指すならおすすめです。

試験対策で単語を学ぶときにも効果的ですので、ぜひ接頭語(接頭辞)を活用して下さい。