七田式かな絵ちゃんのフラッシュカードを実際に使ってみました。
年長さんの私の娘は、かな絵ちゃんのフラッシュカードを使って本当に英語が上達できたのかを正直にお伝えします。
これから、七田式かな絵ちゃんフラッシュカードを使おうと考えている場合、参考にしてください。
家庭保育園や公文式との比較や、口コミも調べてみました。
さらにデメリットやメリットも書いているので参考にどうぞ!
目次
フラッシュカードの体験談
七田式のかな絵ちゃんの英語セットは、英語表記と日本語表記が別売りになっていました。
フラッシュカードの表と裏に、絵柄と英単語がそれぞれ書いてあります。
なので、かるた遊びをするときにも、絵柄と文字と両方で出来るので、すごく便利です。
枚数もかなり多く、1000枚以上も入っています。
カードも、食べ物や乗り物、動物の哺乳類シリーズなど、細かく分類されていて、順番に勉強を進めていけるところも良いです。
種類も多いので、大人でも、「なんだっけ?」となるような、他の教材では扱っていないマイナーな物の英単語も覚えることが出来ます。
フラッシュカードは素早くめくることも大事なので、うまくめくることが出来るか心配でした。
カードが小さすぎても大きすぎても、めくりづらくなります。
しかし、かな絵ちゃんのフラッシュカードは、とてもめくりやすい大きさに作られていたので、めくるのもすぐに慣れました。
また、親子で一緒に遊ぶ感覚で英単語を覚えることが出来るので、それが親子でコミュニケーションを取る時間にもなります。
このフラッシュカードだけでも、ある程度は英単語を覚えることが出来ます。
しかし、子供にしっかりと記憶させたいのであれば、そのあとのフォローも必要です。
フラッシュカードをきっかけにして、普段でも英単語について問題をだしたり、話したりすることも大切だと思います。
かな絵ちゃんの使い方
かな絵ちゃんをどうやって使えばいいのか、詳しい使い方を紹介します。
公式の解説動画でも推奨される使い方なので、最大限まで子供の学力向上を考えるなら取り入れてください。
1、30枚位を手に取ります
2、自分の胸の高さに持ち上げます
3、片手の4本の指を開いてカードの下から支え、親指をカードの裏側に当てます
4、親指、人差し指、小指で三角形をつくるように持つと安定します
5、カードをほんの少しだけ絵が天井の方を向くように上に傾けます
6、利き手でカードの端を持ち、奥から前へ引き上げて下ろします
7、中指と薬指で軽く押さえるとやりやすいです
8、なれてきたらカードをめくりながら単語を発音してください
9、さらにスムーズにできるようになったら、絵を見せた後に手首を返して裏側を見せます
カードが滑ってしまう場合は、めくる方の親指に指サックを使うと持ちやすくなります。
注意点としては、カードの絵が手で隠れないように端を持つことが大切です。
かな絵ちゃんの効果
0歳から6歳頃までの子供の記憶力、吸収力はとても優れているそうです。
ただ、この頃の子供は自分から「英語を学びたい」という意欲はほとんど持っていません。
つまらないことを努力してやろうとは思いません。
なので、いかに“英語は楽しいもの”と思わせることが大切です。
七田式のかな絵ちゃんフラッシュカードは、ゲーム感覚で学ぶことが出来るので、子供も楽しんで取り組めるようになりました。
かな絵ちゃんのフラッシュカードは、表と裏に絵柄と英単語が書いてあるので、それぞれで楽しめるところも魅力です。
かるたのように遊んでいるだけで自然と英単語が身に付き、記憶力も良くなります。
ただ“英語の勉強をしている”だけだと、子供はいつか絶対に飽きてしまうと思います。
しかし、小さい時からゲーム感覚で英語を学ばせていると、「英語は楽しいもの」と思ってくれるので、嫌がらずに学んでくれます。
また、親がカードをめくったり、子供と一緒に関わったりすることで、親子のコミュニケーションの時間にもなったように感じます。
やはり小さい子供は“お父さんお母さんと一緒に何かをする”ということが何よりも楽しいと感じます。
なので、一緒に取り組めるかな絵ちゃんのフラッシュカードを使うと、自然と英語を楽しんでくれるようになりますよ。
家事がラクになった
以前は子供向けの英語の絵本などを使って勉強していましたが、ずっと子供につきっきりにならなくてはいけませんでした。
かな絵ちゃんのフラッシュカードを使ってからは、子供だけでも取り組めるようになりました。
始めは一緒に、私がカードをめくって子供に答えさせるやり方をしていました。
しかしある程度やり方を覚えると、親が一緒でなくても、子供が自分でカードをめくって勉強が出来るようになりました。
子供からすると、“勉強している”というより、“遊んでいる”感覚に近いので、楽しんでやってくれます。
私がごはんの支度をしているときや、洗濯物をたたんでいるときのぐずり防止にもなるので、家事がラクになりました。
分からない絵があったとしてもすぐに教えてあげられるので、家事の手を止めなくても勉強させられるのはとても便利です。
また、かな絵ちゃんのフラッシュカードは枚数が多いだけではなく、両面に絵と英単語が書かれているものもあります。
絵柄を見て、その名前を英語で言えるようになったら、英単語で問題を出してみるなど、いろいろな問題の出し方が出来ます。
そのおかげで子供も飽きずに続けることが出来るので、家事がすごくはかどるようになりました。
フラッシュカードを比較
かな絵ちゃんのフラッシュカードと、他のカード教材を比較してみます。
まずはかな絵ちゃんの特徴を簡単にまとめます。
・対象年齢は0歳~6歳
・価格は税込で29,480円
・カードは全部で1200枚
・CD付き
対象年齢が幅広く、長期間使うことができます。
枚数も多いのでちょっとずつ覚えたり、カルタ遊びなどにするなどいろいろな方法で問題を出すことで、子供が飽きないように続けられます。
発音に自信がなくてもCDがあるので安心してください。
家庭保育園と比較
家庭保育園のフラッシュカードと比較してみます。
家庭保育園の特徴を簡単にまとめると以下です。
・対象年齢は0歳~3歳
・オールイングリッシュではない
・フラッシュカードは80枚のみ
・ホームページが長期間メンテナンス中になっている
・英語教材の価格は131,544円
・現在は中古品を買うしかない
七田式は対象年齢が0歳~6歳なので、長期間使うことができます。
家庭保育園は3歳までが対象なので、ちょっと短いですね。
また、家庭保育園の英語教材はオールイングリッシュではありません。
日本語から英語、英語から日本語という風になっており、日本語を覚え始める年齢に適しています。
フラッシュカードの数が80枚しかないので、あまり多くはありません。
フラッシュカードだけでなく、絵本や紙芝居などの教材も合わせることで、英語教育ができるようになっています。
英語教材だけでも13万円ほどするため、やや高い印象です。
そして、ホームページが長期間メンテナンス中になっていることも気になるところです。
登録済みのユーザーのページにもアクセス可能にはなっています。
ユーザーのブログを調べてみると、少なくとも2018年にはメンテナンスになっており、新規申し込みは受付ておらず、アフターフォローも終了しているそうです。
つまり、今は新品が買えず中古品を買うしかない状況のようです。
ホームページがしっかりしていること、新品でも3万円程度で買えることなどを考えると、今から家庭保育園を買うよりは、七田式のかな絵ちゃんほうが良いかな~と思いますね。
公文式と比較
次に公文式の英語カード教材と比較してみます。
公文式の特徴を簡単にまとめると以下です。
・動物、食べ物、家の中のもの等沢山の種類がある
・CD付き
・1ジャンル40枚~50枚で1500円程度
・幼児期が対象
カードは様々なジャンルに分かれており、必要なジャンルのみ買うことができます。
例えば、動物であれば、子供が小さくても興味を引きやすく覚えやすいです。
挨拶編やおでかけ編になると、子供が少し大きくなってきてからが適しているでしょう。
1ジャンル40枚くらいですが、値段が安めなのでかな絵ちゃんよりお財布に優しいところが良いですね。
子供の成長に合わせて買い足していけばいいというのはメリットですが、種類が多くて買うのが面倒かもしれません。
また、七田式のかな絵ちゃんはカードの数が1000枚あるので、公文式はボリューム不足なところは否めません。
ジャンルを限定したい場合は公文式、幅広く覚えさせたいなら七田式のかな絵ちゃんがいいのかなと思います。
かな絵ちゃん英語セットの口コミ
かな絵ちゃん英語セットがどのような評価なのか、ネット上の口コミを調べてまとめました。
「寝る前に簡単な英語絵本を読んだり英語でかるたをしたり。
最近は娘達の方が発音が良いので逆に英語を子供から教わったりしています。(笑)」
「本来であれば、フラッシュカードなので素早く見せて覚えされるのが本来の使い方なのですが、私は床に置いて百人一首のようにして遊んでいます。
親自身も英語の勉強になるので、英単語を遊びながら覚えられて一石二鳥です。」
「バイリンガルでもなく、英語がスムーズに話せるわけでもない親ですが、少しずつ娘に英語を覚えさせることができています。」
「高額で激しく嵩張りますので、本気で幼児教育がやりたい人でないと買って後悔する代物です。」
「商品の独自性からすれば価格は妥当なのかもしれませんが、カード数百枚でこの値段はちょっと高いような気がします。」
口コミを調べてみると、次のことがわかりました。
・親も英語の勉強になる
・子供から教わることもある
・値段が高いと感じる
1回の支払いが少し多くなってしまうので、高いと感じている口コミがよく見られました。
ただ、対象年齢が0歳~6歳なので、6年間使えるということを考えると、それほど高いとは言えません。
かな絵ちゃんの英語セットは約3万円なので、6年使うと1年5000円の計算になります。
英語教室の月謝にくらべると圧倒的に安いです。
例えば大手のECCキッズは1歳~3歳のクラスは1ヶ月で1万円位かかります。
かな絵ちゃんのほうが明らかに安く済むのがわかりますね。
今だけちょっと英語を勉強させたいとか、すぐに英語ができるようになってほしい、少しだけ試したいという場合には向いていないかもしれません。
ゆっくり長い年月をかけて、親子で楽しみながら勉強するのに適しています。
楽しみながら英語力をつけてあげたい、将来英語で困らないようにしてあげたい、と考えているなら、かな絵ちゃんでじっくりと一緒に英語を楽しむのがおすすめです。
七田式フラッシュカードのデメリット
七田式は、フラッシュカードを使うこともそうですが、他にはない教育方法を取り入れています。
実際に英語が身に付いたという子も多いので人気が出ています。
しかし、「その教育方法が効果ある」と、科学的に証明されているわけではありません。
なので、本当に効果が出るのか分からないのです。
実際に0歳児から七田式の教材や、教育方法を取り入れていたのに、思うような効果が出なくて途中で辞めてしまった人もいるそうです。
確かに、習い事でもなんでも、子供に向き不向きはあるのでやってみないと分からないこともあります。
しかし、「効果があるかわからないけれどやってみよう」と思うには、少し料金が高い気がします。
そしてもう一つのデメリットとして、フラッシュカードを過剰に使用していると、子供の正常な成長を妨げてしまう恐れがあるそうです。
カードで問題を出していくだけだと、「自分から学びたい」という意欲を失ってしまうのです。
受動的な学習だと、今後の学習がうまくいかなくなってしまいます。
ただ、使い方としては親子でコミュニケーションの時間になりますし、子供にとっては“遊び感覚”で取り組むことが出来ます。
過度に使いすぎず、フラッシュカードはあくまで、英語に興味を持つきっかけとして使っていくことが大切です。
ヤフオクやメルカリは損をする
フラッシュカードが、ヤフオクやメルカリで中古品として売られていますよね。
やはり正規で買うよりも安くなりそうですが、そのデメリットとは何でしょうか。
まず、インターネット上の中古品のデメリットとして、汚れや物の状態を自分の目で確認できないことだと思います。
フラッシュカードだと特に、枚数がかなり多くて、一枚一枚画像に乗せることも出来ないので、特に分からないですよね。
枚数が揃っていなかったり、同じものが重複していたりする可能性もあります。
他にも、七田式のかな絵ちゃんフラッシュカードの中古品1,200枚を3,000円で買われた方がいました。
しかし、届いたものを開けて見てみると、本物は表の何枚かだけで、あとのカードは全て偽物だったそうです。
確率は低いかもしれませんが、そのようなこともあり得ますよね。
次に、ヤフオクは個人間でのやり取りなので、商品に対してのトラブルが起きやすくなります。
「汚れがあるのに注意事項に記載されていなかった」
という話はよく聞きます。
正規品だと商品に何か不具合があったとき、何かしらの対応をしてくれるはずです。
お値段は張りますが、フラッシュカードは新品で買った方が、後々の手間やトラブルを考えると、安心だと思います。
七田式かな絵ちゃんのまとめ
かな絵ちゃんのフラッシュカードは金額も少し高めですよね。
英語のフラッシュカードが600枚入って15,000円近くします。
カード1,200枚と、DVDのセットで28,500円です。
私も最初は、「絵柄と英単語が書いてあるだけのカードにこんなにするの!?」
と、思いました…。
しかし、このかな絵ちゃんフラッシュカードの特徴は、0歳から6歳まで長く使えることです。
6年間使うと考えると、お得に感じますよね。
こんなに長く使える英語教材は少ないと思います。
また、最近ではフラッシュカードで英語を勉強した子の成績が上がっていて、英語も身についたという評判もよく聞きます。
子供は興味のあるものに対しての吸収力が高いので、“楽しんで出来るかどうか”が重要です。
フラッシュカードは、子供向けの絵柄なので親しみやすく、集中力も高まります。
さらに親子で一緒に取り組めるので、コミュニケーションの時間にもなります。
子供からするとフラッシュカードは、「英語を勉強する時間」ではなく、「お父さんお母さんと遊ぶ時間」の感覚に近いのです。
これだけ長い期間使えて、親子で楽しんで学習できて効率が良い教材と考えると、価格以上の価値があると思いました。