英検2級二次試験(面接)は面接官とのマンツーマンでの英会話試験です。
一次試験(筆記試験)を突破しても、次の面接で落ちてしまうと不合格となってしまいます。

二次試験に合格するにはどうすれば良いのか?
どうして二次試験で落ちてしまうのか?

この疑問に答えたいと思います。

これから英検2級を受けようと思っている人
英検2級を受けたけど面接で落ちてしまった人

こうした人達がすこしでも合格に近づくように、二次試験対策の勉強方法や合格のコツをお教えします。

この記事を参考に、しっかりと対策すれば英検2級合格の可能性はグッと高まりますよ!

英検2級二次試験で落ちる人の特徴と原因

さっそく、英検2級の二次試験に落ちてしまう原因を紹介したいと思います。
どんな人が二次試験の面接で落ちるのか、その特徴を把握しましょう。

面接で落ちる人の特徴を簡単にまとめると以下の4つです。

1、答えがわからず黙ってしまう
2、試験にふさわしくない受け答えをしてしまう
3、態度が悪い
4、面接対策をしていない

それぞれ詳しく説明したいと思います。

答えがわからず黙ってしまう

最もよくある不合格のパターンです。

・質問の内容が理解できない
・どう答えればよいのかわからない
・緊張して頭が真っ白

こうしたことで、質問に答えることができずに沈黙してしまう人がしばしばいます。

全く答えられずに黙ってしまうというのは、面接試験においてかなり悪い印象を与えます。

英検2級の場合、質問に答えられるかどうかで点数が付けられますから、沈黙が多いとその分点数が低くなります。

試験にふさわしくない受け答えをしてしまう

これは英検2級を試験というより、英会話のように考えてしまって失敗するパターンです。
英会話に自信があるからなんとなくでも大丈夫だろう、なんて考えていると不合格になってしまいます。

面接対策として英会話レッスンを受けるのは間違いではありません。
しかし、一般的な日常会話をするわけではなく、試験官と受験者の関係です。
決して友人関係などではないので、試験に適した回答ができるようにならなければなりません。

英検2級の面接対策は後ほど詳しく説明しますが、きちんと面接対策をした上で適切な回答を目指す必要があります。

態度が悪い

受験態度が悪いということで点数が低くなって不合格となるパターンです。

試験の評価項目に、Attitude(態度)というものがあります。
英語が喋れればいいと考えて、いい加減な態度で受験すると点数が伸びません。

いくら英語が日本語よりフレンドリーな言語だとしても、受験をするんだ、能力を試されているんだ、という気持ちを忘れてはだめです。

面接対策をしていない
意外と多いのが、この面接対策をしていないで受験して落ちてしまうパターンです。

一次試験の筆記の方だけ力を注いで文法や単語を理解できるようになっても、面接に合格できるわけではありません。

面接では自分の考えていることを、自分の言葉で説明しなければなりません。
これは筆記試験とは別のスキルが必要になるため、きちんと面接対策をしないと合格は難しくなります。

面接ではいわゆるコミュニケーション能力を試されているので、コミュニケーションが苦手な人ほど訓練が必要です。
コミュニケーションに慣れていないと頭が真っ白になってしまいます。

逆に言えば、訓練すれば誰でもパニックにならずに答える事ができます。

英検2級二次試験の対策方法

では具体的にどうやって英検2級の面接対策をすればいいのかを説明します。
そのために、まずは面接で問われることがどのようなことなのかを理解しておくと良いです。

面接で大切なのは、英語を使った受け答えができるか、という英会話力になります。
つまり、英語でコミュニケーションができるかどうかです。

かといって、英検2級と関係ない日常会話をするわけではありません。
(挨拶などはしますが、簡単なものです)

きれいな発音や、ペラペラしゃべることを求められているわけではないんです。
出題される範囲はあくまでも英検2級の範囲内ということです。
文法や単語などの英語の知識は筆記試験を勉強していれば問題ありません。

一次試験用の参考書や過去問には、二次試験の流れや会話例などが書かれていることが多いです。
基本的にはそれらを音読して身につけていきます。

それだけでは不安だという人は以下の面接対策の本がおすすめです。

・10日でできる!英検2級二次試験・面接完全予想問題(旺文社)

現役の英語教師や、英語教室の講師がおすすめする評価の高い対策本です。
他には必要ないというくらいの一冊なので、この本で面接対策をすればばっちりです。

また、英会話に慣れるためにオンライン英会話を利用するのも有効です。
オンライン英会話スクールは、日常会話だけでなく試験対策をしていることが多いです。
例えば以下のようなオンライン英会話がおすすめです。

・レアジョブ
・ネイティブキャンプ

本を使ったりオンライン英会話を使ってもいいですが、大切なのはハキハキと答えることです。
質問が聞き取れなかったり考える時間がほしいときも、黙らずに英語で面接官に伝えることが大切です。

英検2級二次試験の過去の質問例

英検2級の二次試験では、必ず以下の流れで進んでいきます。

1、入室
2、文章と絵が書かれたカードを受け取る
3、文章を黙読する(20秒)
4、文章を音読する
5、文章について質問に答える(1問目)
6、絵について説明を考える(20秒)
7、絵の展開を説明する(2問目)
8、自分の意見を言う1(3問目)
9、自分の意見を言う2(4問目)
10、退室

入退室の挨拶や名前の確認などは、英検2級を勉強している人なら全く問題ありません。
みなさんが心配なのは、カード問題の内容だと思います。

まず、カードの文章を黙読する時間が与えられます。
時間は20秒ですが、60語しかないので割とゆっくり読んでも間に合います。
ここでじっくり内容を把握してから、音読問題に入ります。

音読は制限時間がありません。
自分のペースで読んで大丈夫です。
緊張して声が小さくなりがちなので、なるべく大きめの声で、少し大げさに強弱をつけながら読んでみてください。
これでちょうどよくなります。
言い間違えてしまっても、焦らずに言い直せばOKです。
とにかく間違えてもパニックにならないこと!

次にカードの内容について2つ聞かれます。
カードによって文章と絵が違うので細かい部分は変わりますが、基本的に以下の流れです。

1、文章によると、なぜ○○はXXなのでしょうか?
2、絵についての説明を20秒で考えてください
3、絵にどんな事が書かれているか説明してください

これは完全にパターンになっており、面接対策の本などを使って訓練すれば、説明の英文を考えるのは難しくありません。
自分の知っている簡単な単語を使って伝えれば良いです。

少し難しくなるのは後半部分です。
カードを裏返すように言われ、自分の考えを伝える問題に入ります。

(質問の内容について)どう思いますか?
あなたは○○をしますか?

という質問に対して自分の考えを伝えます。
基本はYesかNoで答え、その後に説明を加える形になります。

答える内容は合否に関係ないので、極端な話、ウソでもいいんです。
本当に自分が考えていることや、していることなら答えやすいと思いますが、ウソのほうが説明しやすければそれでもOKです。

以下のような社会性のある問題が多い傾向にあります。

・環境問題
・子育て
・ペット
・新エネルギー
・サプリメント

面接の後半部分もパターン化しているので、対策本を使ってきちんと勉強すれば大きな問題はないと思います。
一次試験の内容を音読と聞き取りができれば、心配しなくても大丈夫です。

英検2級二次試験の合格率

最後に、英検2級二次試験の合格率について説明したいと思います。

まず、二次試験は650点満点で、合格ラインは460点です。
大体70%程度できれば合格となります。

体感的に、60%以上できていれば合格の可能性が出てきます。
なので、面接の難易度自体はそれほど高くないんです。

二次試験の合格率は75%~80%くらいといわれています。
かなり高いので、一次試験からしっかり勉強している人ならほぼ問題ないんです。

英検2級全体の合格率は以下です。

2013年度:26.2%
2012年度:25.0%
2011年度:25.2%
2010年度:24.9%

合格率を発表していたのは2013年度までなのですが、ほぼ25%で安定しています。
今もあまり変わらないといわれています。
低いと思うかもしれませんが、これは一次試験の難易度が高いからです。

ちなみに、一次試験の合格率は30%くらいです。
一次試験を通るレベルの人なら大丈夫です!

自信を持って、元気よく面接に臨んでください。