自宅でしかもなるべく無料でできる、幼児の英語教育ってどんな物があるかご存知ですか?
英会話といえば、ECCやAEONなどの英会話教室があります。
でも、授業料はかなり高く、週に2~3回も通えば、月に3万円~20万円もするような教室もあります。
お金をかければ質の良いレッスンを受けることができますが、そこまでお金をかけることは望んでない。
自宅でできるものっていえば、オンライン英会話などがありますが、こちらもコストは結構かかります。
月に5万円ほどはかかると思っていいでしょう。
では、幼児英語教育を自宅で受けられて、なるべく無料でできる方法ってどんなものがあるのか、詳しく紹介していきましょう。
目次
幼児の英語教育はなんとなく始めると必ず失敗する
とりあえず英会話教室に通わせておけばいいだろう。
なんとなく評判がいいからこの教材を使わせてみよう。
といった気持ちで幼児の英語教育に取り組むと、必ず子供が途中で英語を嫌いになって終わってしまいます。
子供に英語を身に着けさせたい、と本気で思っているなら親が本気を出させないとダメです。
そこで、英語を始めるにあたって必ず目標を設定しましょう。
我が家が実践したのは、1年後の目標を「英検5級」を取得するようにしました。
我が家の場合は、6歳から英語を始めたのですが、1年後にはしっかり英検5級を取ることに成功しました。
その間、英語の勉強は親も子供に付きっきりです。
英検などの具体的な目標だけでなく、英語の文章を理解できるようなる、とか、簡単な会話をしっかり聞き取ることができる、とか、外国の方に自己紹介ができる、といった目標を立てて、それに挑戦するようにするのもいいです。
あやふやで、なんとなく始めてしまうと、必ず途中で挫折します。
しかも無料で英語を身につけさせようとしているのですから。
英語の幼児教育を無料でするなら絵本のおすそ分け
まずは、幼児のうちに難しい英語を覚えさせる必要はありません。
特に、最初の取っ掛かりなどは、絵本やアニメ、映画などを英語で読んだり聞かせたりすると良いでしょう。
特に絵本はおすすめです。
古本屋などに行けば格安で英語の絵本も手に入りますし、知り合いに頼んで英語の絵本や教材をおすそ分けしてもらうのもいいでしょう。
また、図書館も最近は英語の絵本を置いているところが増えています。
図書館で借りれば無料で読み聞かせができます。
絵本は必ず読み聞かせてあげてください。
最低でも1日5冊、慣れてきたら1日10冊くらいを読み聞かせてあげましょう。
1日10冊を読んであげるのは大変ですが、子供に本気で英語を身につけさせたいなら、それくらいの努力を大人がしないとダメです。
そうすることで、子供の脳が英語を当たり前の言語として入ってきます。
英語の教科書も幼児教育には十分
無料で英語を幼児に身につけさせたいなら、絶好の教材が転がっています。
それが、中学生くらいの英語の教科書です。
もし、押し入れに眠っているなら起こしてあげましょう。
いま中学1年生レベルの英語の教科書を読み返すと、こんな簡単な内容から始まってたのか?!とビックリするでしょう。
「Hello. How are you?」、「Fine thank you,and you?」みたいな内容から始まっていると思います。
大人が英語を学ぶ際、これだとレベルが低すぎますが、幼児の英語教育はこれくらいから始めても十分です。
もし、家に英語の教科書がなかったら、書店に行けば300円ほどで購入できたりします。
あまりコストがかからず、良い教材を手に入れましょう。
好きなアニメや映画を英語と日本度で繰り返し見る
最近の映画のDVDなどは、英語版と日本語吹き替え版が両方楽しめるようになっています。
もしご家庭に、「トイ・ストーリー」や、「モンスターズ・インク」、「カーズ」、「ファインディング・ニモ」、「アナと雪の女王」などのDVDがあれば繰り返し子供と一緒に見ましょう。
その際、日本語で見終わったら英語も最後まで見るようにしましょう。
難しいフレーズが出てきても、日本語を見ているので内容が理解できます。
しかも、自分たちの好きなアニメや映画であれば、飽きることなく繰り返し見るようになります。
また、自分が習った英文法などが出てくると、「あ!この英語分かるよ!」と教えてくれたりします。
高い英語教材もいいですが、自宅に眠っているDVDや、レンタルでもして見るほうがずっと安上がりで、効果的な英語学習ができます。
日記を書かせたりブログを書かせたりする
英語は聞くだけ、見るだけ、の勉強よりも、話すこと、書くこと、によって格段に進歩していきます。
簡単な英語でいいので、話せるようになること、そして、書けるようになるのが大事です。
英語を書くって、どんな内容がいいのか分からないかもしれませんが、おすすめは日記を書くことです。
その日にあった出来事を書くようにしましょう。
どんなことを書きたいか決めたら、文章で書くのは難しくても、単語だけでの内容でも十分なので、書き出せるようにしてあげてください・。
日記の中で新しく学んだ英単語を書かせてみるのもありです。
文章がちゃんとなってなくたって、単語のスペルが間違っていても、最初のうちは何の問題もありません。
とにかく楽しく英語が学べる環境を作ってあげましょう。
ちなみに、英語で日記を書くだけならもちろん無料でできます。
目標に沿った教材を実践してみる
これは我が家の例ですが、1年後に英検5級を取るようにする、ということを目標にしていたため、英検5級の過去問を解かせるようにしました。
いきなり10問も20問も出すと子供は飽きてしまうので、最初は2~3問、とくに優しいわかりやすいレベルを出してあげて、簡単に答えられる問題を出しましょう。
すると、子供はススっと前に出て問題を解きますし、答えがあっていればなおさら喜びます。
成功体験を植え付けることで、英語を好きになってもらうのも目的です。
英語を楽しく学んでいって、親がいなくても簡単な英語の問題を解けるようになったら、1日5問ずつ問題を出してあげてください。
この1日5問というのがミソで、1日5問以上出すと、飽きやすい子供は英語を毛嫌いするようになってしまいます。
そこで、1日10分でできるような、1日5問という条件を作って問題を出してあげましょう。
また、同じ問題を2回も3回も解くことで、子供の脳は知識を蓄積することができます。
なるべく多くの参考書などを解いたほうが良い、と思うかもしれませんが、実は間違いです。
子供の教育で良いのは、すべて新しい問題を解くよりも、同じ問題を何度も繰り返し解いたほうが理解に差が出ることがわかっています。
また、いちばん大事なのは、もし問題を間違えたとしても怒らないことです。
起こってしまうと、子供のやる気を削いでしまいますし、やる気を出させるために、簡単な内容にして答えられるような問題を出していきましょう。
幼児の英語教育を自宅で無料でするまとめ
もし、幼児のうちに英語教育を行いたい!でも英会話教室とかは通うのが難しいし、お金も高い。
なるべく自宅で無料できる方法がないか?
あります!しかし、自宅で無料で幼児に英語を学ばせるには、親の努力が一番大事です。
絵本や教科書、DVDを使って子供の英語脳を育てましょう。