「受験で必要になった」「CASECが人事考課の対象になった」などの理由からCASEC受験が決まったら、対策のために勉強すると思いますが、なんと対策教材が販売されていない!
不安で仕方ないとは思いますが、他の教材で十分な対策ができます。
今回の記事では、CASECの対策に役立つアプリと勉強法をお伝えします。
目次
casec(キャセック)対策に優れたアプリ
・スタディサプリENGLISH
リクルートが運営している、TOEICの勉強に特化したアプリ。
CASEC専用のアプリは今現在ないですが、こちらのスタディサプリENGLISHはCASECでハイスコアを取るために必要なボキャブラリー、リスニング、リーディングなどのコンテンツが充実しています。
英単語帳の利用や、実践問題集、講義も視聴可能。講義ではより実践的に英語の勉強をすることができます。
また、実践問題集ではリーディングとリスニングパートの勉強が可能。
CASECで出題される書き取りのディクテーションもこちらで対策することが可能。スタディサプリENGLISHでは効率よくCASECの対策をすることができるのでおすすめです。
・Real英会話
堅苦しくなく実践的な英語のフレーズを学びたい方におすすめ。
日常的に使えるフレーズが多く、ネイティブによる日常会話が多く収録されているので英語学習の初心者にもおすすめ。
CASECで出題される語彙や熟語対策が可能です。
casec(キャセック)に対応するための勉強方法
CASECのSection 1は、シンプルに受験者の語彙力を問うパートとなっています。
TOEICのように品詞や文法を問うような問題は出題されませんので、シンプルに文脈に適した正しい単語を選ぶ問題が出題されます。
TOEICのPart 5では正しい品詞や前置詞で単語の意味がわからなくても、正解を導き出せる場合もありますがCASECの語彙問題はこの方法は使えないので語彙力を磨くことがベストな勉強法となります。
CASECの公式問題集が発売されていないためTOEICテストの問題集などが使えます。
また、語彙力強化に当たっては単語集を一冊潰し、2~3往復できるようにしましょう。
語彙力をあげるしか対策がありません。
Section 2は「表現」の関する熟語が出題されます。
選択肢自体は難しい単語はないのですが、熟語となった場合に慣れていない方にとっては難しい問題のセクションだと感じます。
Section 2の対策としは基本的な英熟語力を高めることが必要です。
Section 1では語彙力を強化しますがSection 2では英熟語対策です。
熟語も単語帳で対策することができます。口語表現に慣れることが必要となってきますので、海外ドラマなどは意外と役に立つ勉強ツールです。
casec(キャセック)の結果から学ぶ勉強方法
テスト結果から学習に役立つフィードバックがあるので次の学習に活かすことができます。
CASECでは詳細なスコアレポートが表示されます。
記載されている内容は主に下記の4つです。
①総合的なコミュニケーションレベルの結果
②セクションごとの結果
③英検やTOEICスコアとの目安がわかる
④テスト結果を踏まえて語彙力、表現力、リスニング力などアドバイスがもらえます。
④のテスト結果を踏まえたアドバイスでご自身の現時点での弱点を確認し、弱点克服のための勉強方法を見直して再度スコアアップをすることができるので、CASECの受験は英語のレベルを知ることと学習方法を効率よく見つけることができるのでおすすめです。
全体的にスコアアップをするのであれば下記のDuolingも役立ちます。
“Google Play”の賞にも選ばれたことがある英語学習アプリのDuolingは世界的にダウンロードされていて人気のあるアプリです。
人気の理由は、脳科学に基づいた効率の良い英語学習をテーマに作られている点です。
アプリをスタートさせると簡単なテストがあり、学習者にとってレベルの合った内容の勉強が可能です。
CASECの受験で求められるリスニングや英単語なども含めた総合的な英語の勉強ができるので着実にレベルアップをすることが可能です。
ゲーム感覚でステージをクリアしていくことができるので初心者の方におすすめのアプリです。
公式サイトを使ってみる(団体のみ利用可)
現在CASECの公式問題集は発売されていませんが、団体向けにのみ、eラーニングの受講が可能です。
CASEC受験が義務付けられている企業や学校の場合、担当者に導入を依頼してみてもいいと思います。
・CASEC-WT(CASEC-Writing Tutor)は、約300ワードの英作文を入力し、インターネット上で自動で添削することができる、英作文チェック学習法です。
英語ライティング力を効率的に磨きたい方、また試験本番のためにタイピングに慣れたいあなたにとって最適な次世代のeラーニングです。
トピックを自由に選択肢、日本人が間違えやすい文法表現などにアプローチしてくれます。
団体のみでの利用の場合のみ申し込みが可能なので、もし、学校の先生がいつも英作文を添削してくれているのなら、先生の添削にかかる手間を軽減できると訴えて導入してもらうのもいいと思います。
CASEC-GTS(CASEC-G Tutoring System)は、インターネット上でタイピングした英作文を添削し、パーフェクトな英文になるようガイドする英文法に特化した教材学習です。
指導者がいなくてもインターネット上で各自のレベルに合った問題を学習することが可能です。
また、TOEICの文法対策問題もあり、英文法問題集とは異なり自ら英文を書くため、文法の定着をより促します。
こんな方におすすめ!CASECの使い方!
・定期的なテストとして
TOEICや英検は日程や金額面から定期的に受験することが難しいので、自宅のインターネットからCASECは受験可能なので日頃の英語学習の成果を測るツールとしてCASECは便利です。
短時間で受験が可能なのでモチベーション維持や学習法の見直しにもお使いいただけます。
・留学前と後のビフォーアフターとして
せっかく留学やホームステイに行くのならどの程度自身の英語レベルが上がったか把握したいですよね。
CASECは手軽にビフォーアフターの違いを確認することができます。
・気軽にリーズナブルにレベルを把握
TOEICは5725円(税込)に対しCASECは3600円(税込)
TOEICは年に10日の受験日程に対しCASECは24時間いつでも受験可能。
開催場所は大学や高校などの受験場所に行く必要はなく、オンラインでいつでも可能。
TOEICは問題数が200問テスト時間2時間に対しCASECは60問で40分~50分ほど。
今回はTOEICとCASECを比べていますが、やはり気軽にどこでも受験が可能という点は圧倒的なメリットだと思います。
TOEIC受験をされた方はわかるかもしれませんが、試験は2時間ですが、開催場所の大学や高校に行って席を確保したり、受付や、教室、お手洗いの時間なども見積もらなくてはいけません。
また、2時間の試験で集中仕切った後の脳みそは使い物にならずトータルで見ると1日の半分の時間を取られてしまいます。
その点、CASECは従来TOEICで感じていたストレスな部分を全てクリアしている優れものだということがわかりますね。
用途に合わせた使い方がおすすめです。
casec(キャセック)に合格するための方法まとめ
CASECの対策に役立つアプリと勉強法について解説した今回の特集はいかがでしたか?
忙しい現代の日常生活の中で英語を勉強する時間を確保することはなかなか難しいことです。
今回ご紹介したCASECの対策に役立つアプリはスマホやパソコンから気軽に勉強ができるので、通勤通学の時間を使って、隙間時間を見つけて勉強していただければと思います。
そして、CASECは、自宅のインターネットからご自身のタイミングで試験を受けレベルチェックすることができます。
また、そのスコアから英検はもちろんTOEICのレベルや英検の目安も算出可能です。
英語を学習していると自身がどの程度レベルアップをしているのかなかなか目に見えてわからないことが多いので、CASECを受験されることをオススメします。
試験時間も40分?50分と短く、他の英語試験よりも1回3600円とリーズナブルな料金設定なので、英語力アップのレベルチェックとして気軽に使うことができます。
学校や企業での導入が増えてきていますので、CASECの受験を考えている方は是非今回ご紹介したCASECの対策に役立つアプリと勉強法を参考にされてハイスコアを獲得してほしいと思います。